胃腸の不調を感じていませんか？
桜が開花し、春がやってきました。春は新しい出発の季節です。新しい学校、職場、または異動によって環境が変わる方も多いでしょう。この時期には、歓迎会や送別会が頻繁に開催されます。季節の変わり目や新生活の準備で疲れがたまる中、週末の集まりで胃腸に負担がかかっていませんか？普段と違う食生活が消化器を弱らせ、疲れと合わさって胃の痛みを引き起こすことがあります。
春に消化器の不調が起こる理由は？
★温度差が胃に影響を与える
春は一年で最も温度差が大きく、体温を調節する自律神経が乱れがちになります。お腹が冷えると、消化器の血管が収縮し、血流が減少して消化機能が低下します。その結果、下痢や胃痛などの不調が現れることがあります。
★ストレスが胃腸に与える影響
新しい環境や慣れない仕事、学校生活が原因で感じるストレスは、自律神経に影響を及ぼします。自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。ストレスが増加すると、交感神経が優位になります。このため、心拍数が上がったり、汗をかいたり、緊張状態が続いたりします。自律神経のバランスが崩れると、胃の血流が悪くなったり、胃酸の分泌が過剰になったりすることがあります。胃酸の過剰分泌は、胃の粘膜を傷つけ、胃痛を引き起こす原因になります。また、リラックス状態では副交感神経が優位になり、胃の消化機能が活発になりますが、ストレスによりリラックスできないと消化不良や胃もたれが起こることがあります。
★普段と異なる食生活の影響
歓送迎会などでの脂っこい食事やお酒、夜遅くの飲食は、すでに弱っている胃にさらなる負担をかけ、不調を悪化させる可能性があります。
胃腸の不調にはアロマがおすすめ
アロマには、ストレスを和らげ、自律神経のバランスを整える効果があるものが多くあります。リラックスを促し、副交感神経を優位にする精油を使ったお腹のトリートメントを試してみるのはいかがでしょうか。また、背中や腰のマッサージも胃腸の不調に効果的とされています。「胃腸の調子が悪い」と感じたら、ぜひ適切な精油とトリートメントを受けてみてください。
